☆矢友達のムサシさんが北京在住のうちに、私が北京に遊びに行き、一緒に紫龍の修行地である廬山に行く。
これは、「そうなったらいいね〜。」というひとつの夢で終わるかもしれない計画だった。
しかし、4月初旬、5月連休ならお互いに時間が取れるということが判明。そこから廬山旅行が急に具体化した。
が、そもそも廬山って中国のどこにあるの?五老峰との関係は?廬山の中に五老峰があるの?それとも五老峰の中に廬山があるの?そこには大滝があるの?と、まあ、決行までわずかしかないというのにお粗末な知識しかなかった。
まずは、「'02'03地球の歩き方 広州・桂林と華南」 で勉強。ようやく江西省北部に位置する山岳景勝地区で、避暑や観光の名所として非常に有名でありユネスコの世界文化遺産にも登録されていることを知る(ちなみに、「地球の歩き方 中国」の最新版にもこれまで掲載されていなかった廬山が載っている。)。
ただ、日本ではあまりポピュラーではないため、「地球の歩き方」以外のガイドブックで廬山の記述が載っていたのは他に1社のみであった。

廬山は、九江と南昌の間に位置し、九江からの方が近いが、九江空港は小さく、北京−九江のフライトはない。
そこで、私達は、次のような回り方をすることにした。
(行き)
北京→九江:列車(京九線)
九江→廬山:タクシー
(帰り)
廬山→南昌:タクシー
南昌→北京:飛行機
*ちなみに、北京より上海からの方が廬山に行くには近い。

廬山旅行を催行している旅行会社は日本ではほんのわずか、また、インターネット上でも廬山の情報が少なく、これだけ決めるのにもなかなか大変だった。廬山の山門前の看板で、廬山の公式HPを見つけ、帰国後アクセスしてみると、かなり有益な情報が載っているサイトであることが判明。これを知っていたらもうちょっと良い計画が立てられたことだろう。
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