京九線路線図
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早朝、外が明るくなったので、窓から覗いてみると、一面畑。写真でしか見たことのなかった中国中南部の風景である。多くの人が既に畑で働いている。紫龍もこんな感じで畑仕事しているのかしら?(笑)
同室のおじさんが、「この辺の人々はとても貧しい。」と言っていた。
列車では朝食を買うことができ、例のおじいさんが「ちょうしょくがたべられます。」とわざわざ教えに来てくれたが、私達は持参していたクラッカーやお菓子で済ませてしまった。
午前8:00頃。購入した切符は南昌までだったが、車両乗務員のお姉さんに、乗車時に九江で降りることを告げていたので、間もなく九江に着くから準備しておくようにと、乗車時に預けた切符を返却しに来た。

長江を渡り終えると間もなく九江駅に到着。黄河、長江と中国の二大大河を渡ったことになる。黄河を渡った時は夜だったので見えなかったが、それでも何だか感激してしまう。

時間は午前8:30。列車を降りると、空気が湿気っぽい。日本から来た私にとっては、北京の乾いた空気よりも肌に心地良い。九江駅は廬山への玄関口であるが、ちょっとさびれた感じ。駅を出ると早速地図を売るおじさんやおばさん、タクシーの運転手が寄って来るわよって来るわ。地図はあった方が良いだろうということでムサシさんが試しに1つ3元で購入したが、これは廬山の売店でも同じ値段で売っていたので、まあ良心的な値段だったようだ。
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